日本茶インストラクターとは?

こんにちは お茶のソムリエです。

ここ熊本は今日も暑い!雨もずっと降らず

かなり乾燥しています。茶畑の為にも一雨欲しいです。

ところで皆さんは、ワインにソムリエがいるように、

日本茶にも「茶ムリエ」がいることを

ご存知ですか?

今回は「茶ムリエ」こと、「日本茶インストラクター」

についてご紹介します。


 社団法人日本茶業中央会では、日本茶文化の

発展と、お茶のより深い理解と普及を図るため、

日本茶についての知識・技術を備えた方を

認定し、その活動を支援しようと平成11年度に

日本茶インストラクター制度」を発足させました。


この制度は、3つのクラスに分けて資格認定を行います。

日本茶アドバイザー ・初級クラス

日本茶インストラクター ・中級クラス

日本茶マスター ・上級クラス(発足予定)


 いずれも年一回行われる認定試験(筆記・実技)に

合格された方を認定します。

 現在、多くの日本茶アドバイザー、日本茶

インストラクターが、テレビなどのマスコミ、

カルチャーセンターなどの講習会、お茶教室、

営業活動など、幅広い分野で活躍しています。

日本茶の良さや奥深さをもっと皆さんに知ってもらえるように

私も微力ながら、頑張っていきたいと思っています。


では次回は、お茶に含まれている体に良い成分の一つ

カテキン」についてご紹介したいと思います。

敬老の日にお茶を贈られませんか?

こんにちは お茶のソムリエです。

残暑厳しい日が続いていますが、

朝、夕の涼しさはすっかり秋を感じさせますね。

そして9月21日(月・祝)は、敬老の日

いつまでも若々しく元気でいてほしい

おじいちゃん、おばあちゃんへ
 「ありがとう!」の感謝の気持ちと敬いの気持ちを込めて

おいしいお茶を贈りませんか。

昔から八十八夜に摘んだお茶は、

不老長寿の縁起物と言われています。

そして何より、一緒にお茶を飲んで

おじいちゃん、おばあちゃんとゆっくり

話せたらいいですよね。

お茶を飲みながら、話をじっくり聞いてもらえることが

きっと何より喜ばれるんじゃないんでしょうか。

《給茶スポット》皆様のご来店をお待ちしていま〜す。

こんにちは お茶のソムリエです。

毎日、暑い日が続いています。

今年の夏は、いつ来るのだろう?
本当に本格的な夏の到来はあるのだろう?

と思っていましたが、そんな心配もなんのその。
やはり、暑〜い夏がやって来ましたね〜

私は、暑いのは苦手なので、
早く涼しくなって欲しいです。

話は変わりますが、
お茶の福本園では、この度、給茶スポットサービスを始めました!

皆さん、『給茶スポット』ってご存知ですか?
聞いたことは、ありますよね!

『給茶スポット!』とは、
マイボトル(水筒)を持って行くと、
いれたての本格的なお茶を入れてくれるサービスのことです。

今回、お茶の福本園では「給茶スポット」に登録し、
保健所からの飲食店の許可も下りましたので、
給茶スポットサービスを始めることになったのです。

この「給茶スポット」というのは、象印マホービンと全茶連が
提案活動をしている「マイボトル」キャンペーンの
「どこでもカフェ」の給茶スポットです。

このサービスは、空になったマイボトルに
お茶を給茶する環境調和型の有料サービスで、
環境に良いだけでなく、お茶専門店の味を
そのままお持ち帰りいただけるのがポイントです。

近年、環境問題に対する意識が高まるなか、
使い捨てのペットボトルを少しでも
減らすという”ECO エコ”に貢献し、
更に急須で淹れたお茶本来の美味しい”味わい”を
ご来店のお客様に味わって頂けるということで、
この度このキャンペーンに賛同し、給茶サービスを始めたわけです。

只今、『全国給茶スポット スタンプラリーキャンペーン』開催中ですので
お得なプレゼントが抽選で当たります!

どうぞ、是非ご来店頂いて、本格的な味わいをお楽しみください。

もう、ペットボトルのお茶は、飲めなくなりますよ!
皆様のご来店をお待ちしていま〜す。

「茶」の字のつく「ことわざ」№2

こんばんは お茶のソムリエです。

もうすぐ新茶、といっていたのにあっという間に

1番茶、2番茶と過ぎ、夏も終わろうとしています。

随分ご無沙汰してしまい、申し訳ございません。

これからまた更新していきますので、

どうぞ宜しくお願いします。

ところで、昨日の衆院選。ついに審判が下されましたね。

予想はしていましたが、これほどとは・・・

でもこれからが正念場、

民主党の手腕をじっくりとみていきたいと思います。

では前回の続きの「茶」のつくことわざをご紹介します。


「茶は水が詮」・・・良い茶を淹れるには、良い水を選ぶことが大事。

「茶腹も一時」・・・茶を飲んでも、一時は空腹をしのげることから転じて、
          わずかなものでも一時しのぎになる、の意味。
         
「茶を飲むと色が黒くなる」・・貴重な茶をあまり飲ませたくない方便。

「鬼も十八、番茶も出花」・・・誰でも一生に一度は美しい時期があるもののたとえ。

「宵越しの茶は飲むな」・・・出したてのおいしいうちに飲め、一晩おいたら
              おいしさを失うことのたとえ。

お茶を濁す」・・・いい加減なことで、その場をごまかすこと。

「お茶の子さいさい」・・物事を簡単に片付ける時のたとえ。



他にもいろいろありますが、よく使われていることわざを紹介しました。

他にどんなものがあるか、調べてみるのも楽しいですね。

では次回は「茶ムリエ」こと、「日本茶インストラクター」について

ご紹介します。

「茶」の字のつく「ことわざ」 

こんばんは お茶のソムリエです。

先週あんなに寒かったのに

昨日からすっかり暑くなり、急に夏日に・・・

もう体が気温の変化についていけませんよね。

心地いい春のぽかぽか陽気をもっと楽しみたいです。

まっちょっと一息ついて、昔からよく使われている

「ことわざ」の中から、代表的なものを挙げてみたいと思います。


「朝茶に別れるな」・・・茶は体に良いので毎朝の飲め。

「朝茶には福が増す」・・朝、茶を飲めばその日良いことがある。

「朝茶はその日の難逃れ」・朝、茶を飲むと災難よけになる。

「朝茶は七里帰っても飲め」・朝の茶は体に良いのだから、面倒と思わないで
              飲むほうが良い。

「よい茶の飲み置き」・・・良い茶の味は後まで口に残る。

「濃い茶目の毒気の薬」・・濃い茶を飲むと目が冴えて眠れなくなるが、
             気持ちはすっきりする。

「酒は酒屋に茶は茶屋に」・物事にはそれぞれ専門がある。

茶柱が立つと縁起がよい」・茶柱が立つのは滅多にないこと、人に話さないで
              黙っていると良いことがあるという。

次回にまたご紹介したいと思いますが、お茶が日本人の生活に深く根付いている

ことはこのようなことわざからも納得がいきますよね。

お茶ができるまで〜八十八夜とは?

こんばんは お茶のソムリエです。

ここ数日すご〜く冷え込み、寒かったですね。

この冷え込みのお陰で、桜は散らずにすんでいますが

週末には花散らしの雨が降るようですので、

桜の季節も終盤を迎えるようですね。

皆さんはお花見は満喫されましたか?

桜が終われば、いよいよ新茶の季節到来です。

八十八夜とは立春から数えて八十八日めの事で、今年は

5月2日が八十八夜です。

今では、ほとんどが機械に変わっていますが、

茶摘みの時期は5月の八十八夜前後と、昔から変わりません。

八十八夜の頃のお茶は「一芯二葉」といって、

2枚の若葉と芯芽だけを摘んで作り、最上級のお茶とされます。

気温も上がり、茶の葉の成長が進むと「一芯三葉」といって、

成長した葉も一緒に摘むようになります。

茶は生命力の強い樹で、葉を一度摘んでもまた新芽が伸びてきます。

そのため、年に2〜4回の収穫が可能です。

八十八夜の頃に摘まれる一番茶から始まって、

二番茶、三番茶、四番茶と続きます。

八十八夜まであと1月となりました。

今年も美味しい新茶が出来ますように・・・

では次回は、「茶」の字のつく「ことわざ」をいくつか

ご紹介したいと思います。

お茶が出来るまで〜お茶は何科の植物?〜

こんばんは お茶のソムリエです。

今日は本当にぽかぽか陽気で

すっかり春が来たって感じですよね。

熊本では桜の開花が昨日発表されましたが

この陽気に誘われ、一気に満開になりそうです。

ところで、花といえば、お茶の花を見られたことがありますか?

お茶の花も白くて可愛い花が咲くんですよ。

お茶はツバキ科の植物で、葉の形も花もツバキに似ています。

茶を栽培する茶園では、10アール当たり

苗を1500〜2000本植えます。

収穫が出来るようになるのは、植えてから4年目頃から。

7〜10年頃になると収穫量も安定し、おいしいお茶がとれます。

30年位を過ぎると生産量が落ち、植え替えの時期となります。

お茶の苗を植えるのは3月位です。

そして4月下旬から5月上旬にお茶摘みの時期を迎えます。

お茶農家の1年で1番忙しい時ですね。

そして今年も来月にはいよいよ新茶の収穫がまっています。

今年もおいしいお茶ができるといいですね♪

では次回は{八十八夜とは?」をご紹介したいと思います。