「茶」の字のつく「ことわざ」
こんばんは お茶のソムリエです。
先週あんなに寒かったのに
昨日からすっかり暑くなり、急に夏日に・・・
もう体が気温の変化についていけませんよね。
心地いい春のぽかぽか陽気をもっと楽しみたいです。
まっちょっと一息ついて、昔からよく使われている
「ことわざ」の中から、代表的なものを挙げてみたいと思います。
「朝茶に別れるな」・・・茶は体に良いので毎朝の飲め。
「朝茶には福が増す」・・朝、茶を飲めばその日良いことがある。
「朝茶はその日の難逃れ」・朝、茶を飲むと災難よけになる。
「朝茶は七里帰っても飲め」・朝の茶は体に良いのだから、面倒と思わないで
飲むほうが良い。
「よい茶の飲み置き」・・・良い茶の味は後まで口に残る。
「濃い茶目の毒気の薬」・・濃い茶を飲むと目が冴えて眠れなくなるが、
気持ちはすっきりする。
「酒は酒屋に茶は茶屋に」・物事にはそれぞれ専門がある。
「茶柱が立つと縁起がよい」・茶柱が立つのは滅多にないこと、人に話さないで
黙っていると良いことがあるという。
次回にまたご紹介したいと思いますが、お茶が日本人の生活に深く根付いている
ことはこのようなことわざからも納得がいきますよね。