お茶はどのようにして世界に広がっていったのか?〜お茶の歴史〜
こんばんは お茶のソムリエです。
3月に入り、桜の開花が気になりはじめました。
そして桜の後はいよいよ新茶の季節ですよね。
毎年、新茶が出来るのはすご〜く楽しみです♪
世界中の人たちに愛され、飲まれているお茶。
いったいお茶はどのようにして世界中に広がっていったのでしょうか?
お茶は中国から世界中へ広まりました。
ヨーロッパに伝わったのは大航海時代に入る16世紀で、
中国広東にやってきたポルトガル人が最初にお茶を味わった
西洋人だといわれます。
17世紀に入ると、新たにアジア交易の覇権を握ったオランダによって、
お茶がイギリスに輸出されるようになりました。
そして、お茶が世界の隅々にまで普及したのは20世紀に
入ってからです。
19世紀半ばにはインド、セイロンで生産がはじまりました。
現在ではアフリカや南米でも生産されています。
2002年の統計によると、世界の茶の生産量は約306万トン。
そのうち、緑茶は約74万トン、ウ一口ン茶は釣15万トン、
紅茶は210万トン程度であると推定されます。
なんと紅茶が70%を占めているんですね。
では次回は「お茶が出来るまで」をご紹介したいと思います。