お茶と出会った日〜お茶の歴史〜

こんばんは お茶のソムリエです。

普段、気軽に飲んでいるお茶。

お茶はいつから飲まれるようになったのでしょうか?

知っていそうで案外知らない、お茶の歴史を見てみましょう。

茶の発祥地は中国といわれています。

本草学の始祖、今日の漠方薬の基礎を築いたと伝えられる神農帝が、
山野を駆け巡り、人間に適する野草や樹木の葉などの良否をテストするために、
一日に72もの毒にあたり、そのたびに茶の葉を用いて解毒したという話は、
お茶を知る上で重要です。

また中国・唐時代(659年)に書かれた『新修本草』という本には、
薬としての茶の記録が書かれています。
中国では、茶は当初は薬、特に解毒薬として飲まれていました。
「お茶を一服」という言葉は、これに由来するといわれています。

嗜好品として飲まれるようになったのは、宋時代以降からです。

薬として飲まれていたお茶、お茶は本当に底知れない魅力を持っているんですね。

では次回は「日本に茶を広めたのは?」を紹介したいと思います。