テーマ13 お茶の種類【玉露・かぶせ茶】

こんばんは お茶のソムリエです。
今日はポカポカ陽気でいかにも
小春日和という感じ^^
こんな日はついまった〜りしてしまいます。
さて今日のテーマは【玉露・かぶせ茶】の特徴です。
高級茶といわれる玉露は、製造方法は煎茶とほぼ同じですが、栽培法が全く違います。
煎茶は、日差しを一杯に受けて育った茶葉で作られますが
玉露の場合は、茶園に日除けをして光の量を制限します。
(1番茶の新芽が伸び出した頃より20日前後、日光を遮ります)
こうすると、お茶の樹は極く僅かな光を最大限に利用するために、茶の葉緑素をせっせと増やして、濃い緑色の葉ができます。
こうして色鮮やかな玉露が作られるわけです。
うま味が強く、苦渋みが少ない。覆い香が特徴。
かぶせ茶は摘採前7日前後から茶園を覆って栽培した生葉を、煎茶と同様の工程で製造した茶。
玉露と普通煎茶の中間的存在です。
では次回ご紹介するのは【てん茶】【抹茶】です。