テーマ11 お茶のマナー
こんばんは お茶のソムリエです。
いよいよ11月。
今年もあと2ヵ月となりました。
師走にバタバタしなくていいように今のうちから
出来る事を早めにしようと気合だけは入っているのですが・・・
さて今日のテーマは【お茶のマナー】です
マナーといっても、難しいことではありません。お茶をお出しする相手への、心配りです。
まず、お茶はよほど親しい仲でない限り、別室で淹れて、お出しする
のが礼法ではマナーといわれていますが、中国では、お客様の前でお茶を淹れることも、
おもてなしのひとつであると考えられています。
またお茶を飲みながら、お茶の味や香り、茶器などについて語り合うことを大切にしています。
日本茶にも、綺麗な茶器や、茶の葉の色や形など、人の目と心を楽しませる要素がたくさ
んあります。
目の前でお茶を淹れてくれた人と、お茶を通して会話が弾む。
マナーを守るのはもちろん大切ですが、たまには、そんなひとときも良いのでは?
【茶托を敷いてお茶を出すとき】
①茶碗の正面を自分の方に向ける
②ゆっくり回しながら、茶碗正面の絵がお客様の前に来るよう置く
③茶托は出す方の手に持ち、もう片方の手は添えるだけ
出し終えたら、「熱いうちにどうぞ」と一言添えることも忘れずに
お茶を出す側だけでなく、いただく側にもマナーはあります。
それは、お茶が冷めないうちにいただくこと。温かいお茶を淹れてくださった方への心配り
からです。
特に女性は、口紅にも気をてけてください。
茶碗の縁に口紅がべったりついているにを、そのまま放っておくのはマナーに反します。
ティシュペーパーなどをあらかじめ用意しておき、さりげなく拭き取っておく心づかいを忘れ
ないようにしましょう。
では次回ご紹介するのは【お茶の種類とそれぞれの特徴】です。